12月になりましたね。
この時期になると「もう間に合わないのでは…」と不安になり、国語の文章読解や数学の応用問題を諦め、知識問題や基礎計算に全振りする子が増えてきます。もちろん知識や計算も大切ですが、12月はまだまだ学力が伸びる時期です。むしろここからが本番、と言ってもいいでしょう。
なぜなら高校入試は中学受験や大学受験とは違い、本格的な受験勉強のスタートが遅いからです。多くの中学生が中3から本格的に受験に取り組み始めます。また、内申を確保する必要がある子は11月まで定期テストに追われ、入試対策に集中できる時間が限られていました。だからこそ、定期テストが終わった今が初めて受験勉強だけに集中できる時期なのです。
さらに、12月〜1月は基礎が固まり、応用力も一気に伸ばしやすい時期でもあります。問題演習の量が増え、理解がつながりやすくなるタイミングです。夏~秋の頃は全く分からなかった問題が理解できるようになっているかもしれません。
この段階で国語の文章読解や数学の応用問題を諦めるのは本当にもったいないです。ここで粘った子が、1月・2月に一気に伸びていきます。焦らずじっくり取り組んでください。。
