「厳しい受験だった。厳しい受験をさせてしまった。」というのが率直な感想です。
※難関附属校の進学割合でいえば今年の3年生は人数が非常に少ないこともあり、例年よりも良いのかもしれません。
ただ、私自身の力不足を痛感する受験結果であることも事実です。反省点も大いにあります。
受験当日のことのみで話をすると最も影響が大きかったのは、明大八王子一般受験の高倍率でしょうか。
もちろん私立無償化の影響は出るだろうと思ってはいましたが、正直ここまでの高倍率とは予想していませんでした。
例年3~4倍程度で落ち着くところが、今年は全体で7.7倍、男子のみでいえば9倍と非常に厳しい競争となりました。
ただ、推薦入試は例年とそれほど変わらない倍率(合格者数を例年の1.3倍ほど出しています)だったことから、今年は推薦での合格を目指して内申も確保した子が有利だったのだろうと思います。逆に推薦は加点狙いで一般に絞って受験をした子や、加点を持たずに受験をした子にとってはかなり厳しい勝負となってしまったはずです。
明大八王子は推薦の内申基準が他の難関附属校よりも低いため、推薦加点⇒一般入試での合格を狙う子が多い印象ですが、今後もこのような高倍率が続くのであれば、推薦での合格も狙えるように内申を確保したり、複数の難関附属校合格を狙えるだけの地力をつけたりといったことが必要になってきます。今年はそこまで引き上げてあげることが出来なかった子もいました。申し訳なく思っています。
一年間を通して感じている指導面の反省点も多々ありますが、そちらは公立受験後に思考を整理してから書こうと思います。
※現在この結果を踏まえ、急ピッチで来年度のカリキュラム、システムの修正を行っています。
最後に。
受験が終了したみんな、本当にお疲れさまでした。
本当によく頑張ったと思います。
合格しても、不合格になってもこの一年間頑張ってきたという事実が消えるわけではありません。
そのことは誇りに思ってくれれば嬉しいです。
一年間伝え続けてきたこと、受験を通して学んだことを高校でも生かして、
有意義な3年間にしてもらえればと思います。
この塾を選んでくれてありがとう。
※昨日から大学受験に向けてスタートを切った子もいますね。
素晴らしいことだと思いますし、私自身も本当に嬉しかったです。
3年後に必ずリベンジしよう。