親のものではないだろ。
もちろん俺のものでもない。
君たちの人生だろ?
君たちが決めるんだよ。
君たちが切り開いていくんだよ。
君たちのお父さん、お母さんはね、
君たちのこと、ちゃんと考えていると思うよ。
とっても大切にしていると思うよ。
でもな。
君たちがこれから高校生、大学生になった時。
そして就職をする時。
した後も。
もう助けてくれないんだよ。
思ったような大学、企業に入れなくても。
かわりに君の失敗の責任を負ってくれたりはしないんだよ。
「あの時、お母さんが無理するなって言ったから・・・」
「お父さんがあの学校がいいって言ったから・・・」
関係ないんだよ。
そんなの通用しないんだよ。
もう中3だろ?
覚悟を決めろよ。
ぶれるなよ。
親に何を言われようが、学校の先生に何を言われようが
俺に何を言われようが。
今日も言ったが、もう8月だぞ。
君たちの人生を大きく左右する8月だぞ。
「どの高校に行くかが重要なわけではない。
大切なのは大学でしょ?」
確かにその通りだよ。
俺だって君たちにそう言ってきたよな。
でもそれは高校受験が適当でいいって意味じゃないからな。
「高校受験程度が自らの意志でやりきれない奴に
一流大学、企業に行きたいなどと言う資格はない。」
って意味だからな。
もう1回言うよ。
君たちの受験だろ?
覚悟を決めろよ。
出来るだろ?
くろめの生徒なんだから。
努力し続けられる子なんだから。
出来るよ。
あとはやるかやらないかだけだろ。